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うずに向かって/アンモナイトパイライトとクリソコラのネックレス
¥9,800
✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 人魚のひいさま⑮うずの向こうへ ひいさまは、どんなにうつくしく歌い、 ほめそやされても、王子のことを わすれることはできませんし、 あのひととおなじ、死なないたましいを もっていないことが心をくるしめました。 こっそり、ひいさまは、御殿をぬけだしました。 「あたしのこころからはなれないあの方、 あたしの一生の幸福をささげようとねがっている あの方のおそばにいられるなら… あたし、海の魔女の所へ行ってみよう。」 人魚のひいさまは、あわ立つうず巻の 流れのなかへむかっていきました。 このうず巻のむこうに、魔女のすまいがありました。 ✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ ついにひいさまが一大決心、 王子のもとにいこうと 魔女の力を借りるため、 うずに向かってゆくところ。 このシーンは何を使おうか一番考えましたが、 古代の巻貝アンモナイトが パイライト化したもののチャームを発見して、 これうずまきっぽいな…と思い採用。 なんか、神秘的なふぜいでもありまする。 魔女の家の付近に泳いでそうでもあるな。 ネックレスは少し力強さも感じさせる クリソコラをステーションネックレスに。 取り外しても使えるようにしました。 胸元にちょっとワイルドなインパクトが欲しい方にも。 化石が好きな方にも。 素 材/14kgf、アンモナイトパイライト(18kgp金具)、クリソコラ サイズ/チャーム約3.5㌢、ネックレス約49.5㌢
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いつまでもある/ハートの水晶とブルーアゲートのネックレスチャーム
¥2,800
SOLD OUT
✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 人魚のひいさま⑬たましいのこと ひいさまは、毎日あの王子のことをおもいながら 人間になるにはどうしたらいいのか 思うようになりました。 そして「ねえ、おばあさま、人間とわたしたちは 何がちがうの」と、ひいさまはたずねました。 おばあさまはこたえます。 「人魚は三百年、生きられます。 ただそれがおわると、 水の上のあわになってしまうけれど。 人間にはたましいというものがあって、 それがいつまででも生きている。 からだが土にかえってしまったあとでも それが、澄んだ大空の上にのぼって、 あのきらきら光るお星さまの所へまでも のぼって行くのです」 ひいさまにとって、そのたましいは とてもとても尊いもののようにかんじられました。 ✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 人魚になくて人間にあるものが いつまでもあるたましいなのだと、 おばあさまは語ります。 ひいさまにとってそれは、 王子と自分とを隔てている 大きなものでもあり、 憧れてやまないものにもなりました。 物語の大きなキーでもございます 「たましい」ってどんなんでしょうね。 とてもシンプルに、きらめくクリスタルクォーツの ハート水晶が一粒あったので、 それをチャームに。 ちょっとブルーアゲートをつけて、 今回のテーマ色を足しています。 クリアな水晶、季節を問わず使いやすいですが 特に暑い日々にはおすすめですよ。 ★ネックレスチェーンは付いておりません 素 材/14kgf、水晶、ブルーアゲート サイズ/約2.8㌢(丸カン直径6㍉)
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【セット】幸福のきざし/ピンクジェードとアクアマリンの2粒耳飾り&一粒チャーム
¥5,500
SOLD OUT
✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 人魚のひいさま⑲花嫁のうわさ ところが、そのうちに、 王子がいよいよ結婚することになった おとなりの王国のきれいなお姫さまを お妃にむかえることになった といううわさが立ちました。 そのために、王子さまは、りっぱな船を一そう おしたてさせになったともいいました。 「ぼくは旅をしなければならないよ。」 と、王子は人魚のひいさまにいいました。 「きれいな王女のお姫さまにあいにいくのさ。 おとうさまとおかあさまのおのぞみでね。 だが、そのお姫さまをぼくのおよめに もらって来いというのではないよ。 ぼくはそのお姫さまが好きにはなれまいよ。 おまえにそっくりだといった、 あのお寺のむすめではないだろうからね。 どうしてもおよめえらびをしなければ ならなくなったら、ぼくはいっそおまえをえらぶよ。 口はきけないかわり、ものをいう目をもっている おまえをね。」 こういって、王子は、ひいさまのくちびるに キスをしました。 それからながい髪の毛をいじって、 その胸に顔をおしつけました。 それだけでもうひいさまのこころには、 王子とむすばれるかもしれぬ幸福と、 死なないたましいのことが、夢のようにうかびました。 ✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 王子が思わせぶりな言動をして ひいさまが、もしかしたら…と期待を抱くシーン。 それだけにこのあとが…ですが… ここはひいさまの心に広がる幸福感にスポット。 くり抜き四角のピンクジェードに ローズカットのアクアマリンのふた粒シンプル耳飾り。 アクアマリンのチャームとのセットです。 窓のような四角い穴の向こうに、 もしかしたらあったかもしれない ひいさまの幸せがちらり、見えるかもしれませぬ。 ★イヤリングへのお取り変えを希望される場合、 ①ネジバネ式イヤリング ②フープイヤリング のどちらをご希望か、購入時の備考欄からお知らせください。無料です。イヤリング金具は真鍮メッキ製となります。(「お買い上げにあたってのご注意」2枚目写真参照) 素 材/14kgf、ピンクジェード、アクアマリン サイズ/耳飾り約5㌢、チャーム約2.3㌢(丸カン直径6㍉)
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【セット】ふたつにひとつ/短剣ソーラークォーツチャーム&海泡ガーデンクォーツのリング
¥5,000
SOLD OUT
✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 人魚のひいさま㉒ふたつにひとつ そのとき、おねえさまたちが、波のなかから 出てくるのがみえました。 そのうつくしい髪の毛は、 ばさり切りとられていました。 「あたしたち、髪を海の魔女にやってしまったのよ あなたをたすけてもらおうとおもってね。 あなたを今夜かぎり死なせたくないのだもの。 魔女が、ほら、短刀をくれましたの。 お日さまののぼらないうち、 これで王子の胸をぐさりとすれば、 その血が足にかかって、あなたはまた 人魚のむすめになって、海の泡になることなく、 三百年生きられる。 さあ、はやくしてね。お日さまののぼるまでに、 どちらかにきめなくてはならないのよ。 もうすぐ、お日さまがおあがりになるわ」 こういって、おねえさまたちは、 せつなそうにため息をつくと、 波のなかにすがたをかくしました ✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 恋に破れた妹をたすけようと、お姉さま方は 髪と引き換えに、海の魔女から魔法の短剣を 手に入れてきます。 短剣で愛する王子を刺すか、 自分が海の泡になるか… 究極の選択を、夜明けまでに、 ひいさまはしなければなりません。 短剣のような形をした、 ソーラークォーツのチャーム。 海の泡のようにまるい、 スノーボールガーデンクォーツと ミルキークオーツのリングチャーム。 名前は「ふたつにひとつ」なんだけど ふたつでひとつの、セットものでございます。 ★チェーンは付属しておりません 素 材/14kgf、ソーラークォーツ、ホワイトガーデンクォーツ、ミルキークォーツ サイズ/チャーム約4.8㌢(丸カン直径6㍉)、リング10〜11号(サイズ直し不可)
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赤い花わたしの/アクアマリン・赤珊瑚・ブルーアゲートのチャームセット
¥2,800
SOLD OUT
✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 人魚のひいさま④ひいさまのこと 海の人魚の王さまには、 6人の美しいひいさまがたがおり、 いちばん下のひいさまの目は 海のように真っ青でした。 末のひいさまは、ものしずかな、 かんがえぶかい子でした。 じぶんの花壇にも、まっ赤に光る花だけを咲かせ いつも、そのそばで、おばあさまのおはなしになる 海の上にある人間の世界のことを ずっと考えていました。 ✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 海の色をした瞳の、かんがえぶかい 末っ子のひいさまが、 タイトルロールの「人魚姫」です。 こちらのシーンから、チャームセットをつくりました。 海の名前を頂く石、アクアマリンに、 矢車ブルーなブルーアゲート、 そして、花壇の赤い花は…イタリアンコーラル。 赤×青のコンビで 首元がぐっと華やかになりまする。 おそろいの耳飾りもございます。 ★チェーンは付属しておりません 素 材/14kgf、イタリアンコーラル(天然色)、アクアマリン、ブルーアゲート サイズ/約1.5㌢、約2㌢